日経BP社主催(東京秋葉原UDX)セミナーで弊社取締役が講演しました。

5月23日、日経BP社主催(東京秋葉原UDX)で、弊社取締役の山田太郎が技術者塾「日本の製造業に適したIoT化とは何か 導入を成功させるための本質的条件を探る」と題するセミナーが開催され、1時間半の基調講演を行いました。

今、日本のIoTでは、センサーをたらふく機械や工程に設置してビックデータと称する大量のデータを取るような議論が盛んです。しかし、ゴールのない多量なデータはそれだけでは何の意味もありません。まず、日本のモノづくりは、スループットを最大化して、アセット(資産)を最小化し、スペック適用を最適化する必要がると考えています。そうでないと儲かりません。

ビックデータ活用は、そのためのツールでなくてはならいと考えています。これまでの様にデータのマネジメントこそ重要という点をメッセージさせて頂きました。

〇セミナー情報

日時:
2017年5月23日(火)13:30~17:30(開場13:00予定)

会場:
UDXギャラリーNext 4F(東京・秋葉原)

主催:
日経ものづくり

受講料(税込み)
一般価格:18,000円

プログラム詳細

製造業を成功に導く「日本版インダストリー4.0」の本質を見抜く
ロボコム株式会社 取締役 山田太郎

インダストリー4.0やIoTの重要なエッセンスを理解し、それを日本のものづくりにどう適用すべきか。そして、いかに戦略をつくるかについて語ります。IoTの成功のポイントは、ものづくりの自動化やロボット化をゴールに置くことでない。IoTの導入によって工場や工程のスループットを最大にしつつ、アセットを最小に抑えて、製品やサービスの提供するスペック(機能・仕様)の最適化を目指すこと。加えて、IoT時代は、あらゆる企業が同じプラットフォームの上で世界に向けて発信できるようになるため、「日本版インダストリー4.0」を構築する取り組みは、中小企業にとって「製造外注」から「設計外注」に脱皮できるかどうか、それによって世界に打って出る好機となり得るかどうかが決まることを伝えた。さらに、IoTは全ての製品やサービスがクラウドを通じたインターネットそのものになるということも理解すべきです。こうしたIoTがもたらすリスクとチャンスを分かりやすく伝えた。

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